DIYでエンジンオイル交換 〜後編・交換手順編〜

前編に引き続き、唐突ですがラジコンではなく実車の話です

最近急激に燃費が悪くなってきたなぁと思ったら、昨年の6月以来オイル交換をしていないことに気づいたのですが、最近カー用品店のオイル交換も待ち時間があるしなぁということで、せっかくなのでDIYでオイル交換をしてみました。備忘録も兼ねてその一部始終をリポートします。

今回は後編・交換手順編です。前編はこちら。

エンジンオイル交換は以下の手順で行います。

  1. 暖機運転する
  2. オイルゲージを確認する
  3. 古いオイルを抜く
  4. 新しいオイルを入れる
  5. 暖機運転する
  6. オイルゲージを確認する

早速はじめていきます。

暖機運転をする

オイルを抜きやすくするため、エンジンをかけて5分ほど回しておきます。冬場や寒冷地の場合は15分程度回したほうがいいかもしれません。

オイルゲージを確認する

オイルが暖まったところで、オイルゲージを一度抜いてウェス(布)で拭いてからもう一度オイルゲージをさして現在のオイルの状態を確認しておきます。

量は適切ですが、やはり1万kmほど走りましたのでオイルはかなり汚れていることがわかります。

古いオイルを抜く

古いオイルをオイルチェンジャー(ポンプ)を使って抜いていきます。今回使ったのは電動式のこちらです。

中身は至ってシンプルで、チューブとポンプ本体が入っています。

これを組み立てて、バッテリーに接続します。

そして吸い込む方の細いチューブをオイルゲージのパイプから深く差し込みます。

本体はボンネットの平らなところにおいておきます。万が一漏れてしまったときのためにトレイを用意したほうがいいのでしょうが、横着して布の上に設置します。

そして排出側にオイル処理パックを設置します。

広げるとこんな感じ。

最終的にはこうなります。

ポンプのスイッチを入れると、しばらくして真っ黒なオイルが流れてきます。このポンプは1分間に300mLの吸い上げ量なのでそれほど勢い良く出てくるわけではなくゆっくりと出てきますが、ホースがオイル処理パックから外れないようにしましょう。

計算上は10分程度で4Lが抜けきりますので、オイルが抜けきったらいよいよ新しいオイルを入れます。オイル給油口をあけましょう。

オイル缶にエーモンのオイルノズルを取り付けます。オイルジョッキに移すよりも便利です。

ゆっくりとこぼさないように全量を注ぎます。

暖機運転をする

全部入れきったら、再びエンジンをかけて5分ほど回します。冬場や寒冷地の場合は15分程度回したほうがいいかもしれません。

オイルゲージを確認する

オイルが暖まったところで、オイルゲージを一度抜いてウェス(布)で拭いてからもう一度オイルゲージをさしてオイルが適量か確認しておきます。

少しみにくいですが、きれいな色のオイルが適切に入っていることがわかります。

慣れれば30分以内で終わる作業だと思いますのでぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?ちなみに今回はオイルフィルターの交換はしてませんが、オイルフィルターを交換する場合はジャッキアップが必要なので、下抜きをオススメします。機会があれば下抜きにもチャレンジしたいと思います。

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