DIYでエンジンオイル交換 〜前編・準備編〜

※久々にラジコンではなく実車の話です

最近急激に燃費が悪くなってきたなぁと思ったら、昨年の6月以来オイル交換をしていないことに気づいたのですが、最近カー用品店のオイル交換も待ち時間があるしなぁということで、せっかくなのでDIYでオイル交換をしてみました。備忘録も兼ねてその一部始終をリポートします。

必要なもの

まずエンジンオイル交換に必要なものを揃えます。

1.エンジンオイル

とにかくこれがないとはじまりません。いろんな種類があるので、必ず自分の自動車にあったものを選びましょう。

エンジンオイルの選び方

エンジンオイル選びでとても重要なのは

  • 純正粘度

です。インターネットで調べればいくらでも出てきますし、自動車のマニュアルにも書いてあると思います。私のオデッセイ(RC1)の場合は0W-20が純正粘度で、オイル量は4.0Lと出てきましたのでそれを選びます。

Amazonなどで「0W-20 4L」と検索するとブランド品から聞いたことがないメーカーのオイルまでたくさんの種類が出てきますが、正直レースをするわけでもないので一番安いやつで十分です。

私はこれを選びました。近所のホームセンターで2,000円ほどです。カー用品店でカストロールのオイルを購入したことがありますが、半額以下ですね。

2.オイル処理パック

古いオイルは液体のままだと処分できないので、燃えるゴミとして捨てられるようにするためにオイル処理パックが必要です。これも安いもので十分ですが、必ず4.5Lのものを選びましょう。大体250円くらいです。

3.オイルチェンジャー(ポンプ)

オイル交換をするためにはまず古いオイルを抜く必要がありますが、オイルを抜く方法は、上からポンプを使って吸い上げる「上抜き」と、ドレンボルトを外して重力で排出する「下抜き」があります。

それぞれのメリット・デメリットはこんな感じです。

上抜きのメリット・デメリット

  • ◯ ジャッキアップしなくていい(ボンネットを開ければできる)
  • △ オイルチェンジャー(ポンプ)が必要
  • ✕ 完全に抜けない(多少残ることがある)

下抜きのメリット・デメリット

  • ◯ 必要な工具はレンチのみ
  • ✕ ジャッキアップが必要
  • ✕ 慣れないとやけどの恐れあり

オイルチェンジャーは一度買っておけば再利用可能なので、今回はジャッキアップの手間がない上抜きをしようと思いますが、オイルチェンジャーも手動式や電動式などいろいろな種類があります。

手動式

電動式

手動式のほうが安いというわけでもないようです。手動式のほうが1分程度で抜けて速いというメリットはありますね。今回私はよりコンパクトな電動式を選択しました。3,500円ほどです。

4.オイルノズル

オイルを缶のまま注ぐのはかなりやりづらいので、一時的にオイルジョッキにうつして注ぐのは一般的です。ただ普段使わないのでしまっておくのが邪魔だなぁと思っていたところ、エーモンからオイルノズルという商品が出ていたのでこちらを購入しました。これを使うと4L缶の注ぎ口にそのまま刺して使えるのでコンパクトに収納できて便利です。250円くらいでオイルジョッキより価格も安いです。

必要なものは以上です。まとめるとこうなります。

種類価格 備考
エンジンオイル2,000円毎回新品が必要
オイル処理パック250円毎回新品が必要
オイルチェンジャー(ポンプ) 3,500円初回のみ必要(再利用可能)
オイルノズル250円初回のみ必要(再利用可能)
合計6,500円 

カー用品店でオイル交換する場合、オイル代と工賃でこれくらいの価格はかかると思うのですが、最初に揃えておけば次回からはエンジンオイルとオイル処理パックのみですむので半額以下です。何より自分の好きなタイミングでできるのがいいですね。

オイル交換を頻繁にする場合は4L缶ではなく20L缶で買ってしまってもいいかもしれません。そうすると1L単価が400円くらいになるので、1.600円程度で交換できることになります。

次回は後編・交換手順編です。

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