初心者におすすめのラジコンバッテリー

電動ラジコンカーの動力源が走行用バッテリーです。これがないと走行させることができません。またレースなどではバッテリーの性能が走りに直結すると言っても過言ではないほど重要な要素です。

バッテリーの種類

バッテリーには主に以下の種類があります。

  • ニカド(Ni-cd)
    • 最もポピュラーなバッテリー
    • 1.2Vのニッケルカドミウム(Ni-cd)バッテリーセルが6本直列に接続された構造
    • 容量は1300〜2400mAh
  • ニッケル水素(Ni-MH)
    • 容量が多いのが特徴
    • 容量は最大3700mAh
  • リチウムフェライト(Li-Fe)
    • 比較的新しいタイプのバッテリーで、エネルギー密度が高く、軽量で安全性に優れるのが特徴
    • ニカドやニッケル水素バッテリーを超える1000回以上の繰り返し使用が可能で、メモリー効果が発生しない
    • 自己放電も少ないため、容量の半分程度充電しておくだけで長期間保存が可能
  • リチウムポリマー(Li-Po)
    • 軽量かつ大容量なのが特徴
    • 上級者向け。非常に繊細で取扱を間違えると火災につながる恐れもあり
    • タミヤ製のものは存在せず、タミヤの大会やサーキットでは使用が禁止されている

それぞれに対応する充電器を使用する必要があり、バッテリーの種類によっては取り扱い方を間違えると非常に危険なものも存在しますので注意が必要です。

バッテリーの容量

バッテリーの容量を示す単位がmAh(ミリアンペアアワー)です。この数字が大きいほど長時間の走行が可能です。

バッテリーの充電について

ニカドバッテリーやニッケル水素バッテリーは、正しく使用すれば数百回の繰り返し使用が可能で経済的です。最も大切なのは「バッテリーは使い終えてから充電する」という原則を守ることです。

使いかけのバッテリーを充電して使う… ということを繰り返すと徐々にバッテリーの電圧低下が早くなり、充電しても満足に走れない状態になります。これをメモリー効果と呼びます。

これを予防するための基本的な使用法は、ラジコンカーはある程度バッテリーを消費すると走行スピードが急激に落ちるので、これを目安に走行をやめ、時間をおいてから充電します。より良いのは、使用後に放電器(ディスチャージャー)を使って適切に放電させ、その後バッテリー内部が安定するまで1日程度時間をおいてから充電することです。

なおメモリー効果が発生した場合は、上記のような適切な使用サイクルを何度か繰り返すことでコンディションを整えることができます。

ニッケル水素バッテリーは放置に注意

バッテリーは使わなくても徐々に放電しますが、ニッケル水素バッテリーの場合は長期間放置すると自己放電が進みすぎてしまい、最終的には充電しても使えなくなる可能性があります。これを防ぐには、使用済みのバッテリーを長期間放置するのは避け、数日中に充電するようにします。

また、バッテリーを保管する際は容量の1/3程度充電された状態で保管し、定期的に使用して再び1/3程度充電してから保管…というようなサイクルで保管することで、バッテリーのコンディションを保つことができます。

連続使用も寿命を縮める

ニカドバッテリーやニッケル水素バッテリーは、極端に短いスパンでの使用を繰り返すとバッテリーをいためます。サーキットで終日練習するような場合にはやむを得ず現地で再充電するといった場合もあるでしょうが、バッテリーを長持ちさせるという意味では、1日に何度も充電するような使い方は避けたほうがよいでしょう。

充電器はバッテリーに合わせて

走行用バッテリーの充電器には家庭のコンセントを電源にするACタイプと自動車用12Vバッテリーを電源とするDCタイプがあります。

充電器は標準的なも のがバッテリーに同梱されている場合もありますが、こうした充電器での充電時間は所要時間が長めなので、電動ラジコンカーを本格的に楽しむなら急速充電器の利用がおすすめです。

急速充電器での充電時間はバッテ リー容量にもよりますがACタイプで1時間程度、DCタイプで15~30分程度と速く充電することができます。

バランス充電とは

一部のLFバッテリー用充電器には「バランス充電」と呼ばれる機能が装備されています。これはバッテリーを構成する各セル間の電圧を揃えて充電するという機能で、LFバッテリーに装備される専用コネクタを使用して行います。バランス充電を行うとバッテリーの性能を最大限に引き出せるため、レース参加時などここ一番のときはバランス充電したバッテリーで臨むという方も多いようです。

初心者におすすめのラジコンバッテリー

扱いやすさ、価格、走行時間のバランスを考えると、まだまだニッカドバッテリーも捨てがたい存在です。ニッカドバッテリーもタミヤやその他のメーカーなどから様々な種類が売られていますが、タミヤの公式レースではタミヤ製バッテリーを使用することが義務付けられるケースもあります。

ということで、私がオススメしたいのは練習用に格安のニッカドバッテリー、レース用にタミヤのニッカドバッテリーを何本が揃えておくことです。