初めて電動ラジコンカーを組み立てる際には、ある程度揃えなくてはならないものがあります。ざっとリストをあげるとこんなようなものが必要です。
- キット
- プロポ
- バッテリー
- 工具
- ボディ塗装用スプレー
いきなり高級品を揃えようとするのではなく、お得なセット品(例えばショップで売られている充電器とセットのバッテリーなど)などをうまく活用しながらとりあえず最低限のものを安く揃えて、よく使いやすいものに買い換えていくのがおすすめです。
キットの選び方
電動ラジコンカーにはさまざまなスケール(縮尺)のものが存在していますが、今の主流は1/10スケールで全長約45cmのタイプのものです。タミヤの1/10スケールの電動ラジコンカーには以下の種類があります。
- ビッグタイヤ
- オフロードタイプ
- バギー
- オフロードタイプ
- TT-02Bシャーシ、DT-03シャーシなど
- ツーリングカー
- オンロードタイプ
- TT-01 TYPE-Eシャーシ、TT-02シャーシなど
- Mシャーシ
- オンロードタイプ。ショートホイールベースで小回りのきく走りが楽しめる
- M-05シャーシ、M-06シャーシなど
- フォーミュラ & ル・マン
- オンロードタイプ。タイヤがむき出しのフォーミュラタイプ
- F104シャーシなど
まずオフロードかオンロードかを選択する必要があるのですが、個人的にはオフロードは走行後のメンテナンスが大変だったりするのでオンロードのほうがおすすめです。ツーリングカー、Mシャーシ、フォーミュラの中から自分の好みに合うタイプを選ぶのがいいと思いますが、近年はツーリングカーやMシャーシが活発なように思います。
プロポの選び方
電動ラジコンカーでは主に2チャンネルプロポ(ステアリング&スロットル)を使いますが、特に電動ラジコンカー向けによく使われるのが、以下を組み合わせて使うセットです。
- 送信機
- サーボ
- 受信機
- ESC(アンプ)・スピードコントローラー
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
バッテリーの選び方
バッテリーにはニカド、ニッケル水素、リチウムフェライトなど、様々な種類があります。それぞれに対応する充電器を使用する必要があり、バッテリーの種類によっては取り扱い方を間違えると非常に危険なものも存在しますので注意が必要です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
工具の選び方
ラジコンの組み立てにはある程度の工具が必要です。
基本的にはホームセンターで入手できるものでも十分ですが、タミヤから発売されている工具類は、サイズがラジコン向けに最適化されていたり、使いやすいサイズがセットされていたり、全体的に使いやすい印象があります。ただし、やはりそこはタミヤブランドの工具。若干お値段も張ります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ボディ塗装用スプレーの選び方
ラジコンカーのボディは、透明なポリカーボネートという素材でできているものが多いです。一部で塗装済みのものや塗装が不要なプラスチック製のものもありますが、好きな色でデコレーションできる透明なボディのほうが主流です。
塗装の際は、ボディの裏側から専用のポリカーボネート用塗料を使って塗装します。間違ってプラモデル用のもので塗ってしまうとすぐ剥離したりしますので必ず専用の塗料を使うようにしましょう。
塗料にはスプレータイプと筆で塗る瓶に入ったタイプがあります。初心者でもムラが少なく塗れるスプレータイプがおすすめです。