タミヤ カムプログラムロボット工作セットを作ってみた

発売してからしばらく経っていますが、子供と一緒に楽しみながらブログラミング的思考が学べる教材として、タミヤの楽しい工作シリーズ カムプログラムロボット工作セットを購入しました。

ドライバーとニッパーさえあれば組み立てられる設計はさすがというところですが、部品点数はかなり多めです。特にこのギヤボックスはよくできすぎていて慣れないと大人でも結構大変だと思われます…。

あと2mmと3mmのワッシャーが入っているのですが、結構微妙な差なので取り付け間違いに注意したいところ。私は1時間程度で組み立てが完了しました。とりあえず説明書通りに組み立てたのがこちらです。

ちなみに「カムプログラムロボット」と名がついている以上、プログラムできるということになるのですが、この仕組みがとてもよくできています。

出典:http://www.tamiya.com/japan/products/70227/index.html

このカムと呼ばれる部品を使ってロボットに指示を出すことができるようになっています。組み立てる際にAタイプとBタイプを選択する必要があり、Aタイプはカムがないと前進し、片側にカムがあると旋回(左にカムがあると左に曲がります)、両側にカムがあると停止します。またBタイプはカムがないとその場で左に回り、片側にカムがあると前進・後進(左にカムがあると前進、右にカムがあると後進)、両側にカムがあると停止します。

ちなみにこのプログラムバーが2つ付いていて、1つで約35秒程度、つなげると約70秒の動きが指示できます。仕組みとしては割とシンプルで、少し見づらいですがこちらの写真の奥の方にあるギヤによってプログラムバーが送られ、2つの青い突起部分がカムによって押し下げられることで、ステアリングレッグが車輪を空転させる仕組みです。

通常走行時のステアリングレッグ。

押し下げられたときのステアリングレッグ。

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