タミヤ カムプログラムロボット工作セットをArduinoで動かしてみた 〜その2・単3電池2本でArduinoを動作させる〜

タミヤ カムプログラムロボット工作セットをArduinoで制御してより複雑な動きをさせたいわけですが、まずはArduinoを動作させるところからはじめます。前回までの記事はこちらです。

キットはAmazonでも手軽に購入できます。

Arduino UNO R3はUSBでの給電(5V)やACアダプターによる給電(7~12V)で動作します。乾電池は1本で1.5V程度ですので、5V以上給電するためには4本(1.5V x 4 = 6.0V)必要です。カムプログラムロボットキットは大きさに割と余裕があるので、乾電池4本でも積めそうではありますが、ミニ四駆などで慣れ親しんでいる(?)単3電池2本で動かしたいと思います。

3Vを5Vに”昇圧”する

単3電池2本ということはつまり3V程度(充電式電池を使用する場合は2.4V程度)です。それを5Vにするには「昇圧回路」という回路で実現できます。昇圧回路の原理はこちらのサイトに詳しく書かれています。

よく電気は水の流れに例えられますが、簡単に言うとコイルとトランジスタを使って電気をせき止めたり開放したりして高い電圧を作り出すのが昇圧回路です。回路を組んで実現することももちろんできるのですが、非常に簡単な回路で実現できるDCDCコンバーターというものが売られています。秋月電子で250円です。

中身はDIP(2.54ミリピッチの基板)化されたDCDCコンバーターとピンとデータシートが入ってます。1cmくらいの大きさで非常に小さいです。

ピンをはんだ付けしたのがこちら。これを使って5Vを作り出します。

ブレッドボード上で回路を組む

データシートどおりにブレッドボード上で回路を組みます。

入力側の電圧を測定すると、3.11V。使い古しのアルカリ乾電池を使ったのでこんなものでしょう。

昇圧された電圧を測定すると4.99V。ちょっと低いですが約5Vが出力されていることがわかります。

この昇圧された電圧をArduinoのVinに入力して、無事動作することを確認しました。

充電式電池の場合

ちなみに充電式電池(eneloopなど)の場合は、2本で2.79Vですが…。

出力は乾電池と同じく4.99Vになりましたので問題なくArduinoが動作可能です。

大容量のeneloop proを使えばより長い時間動作できて経済的です(写真は普通のeneloopです)。